遊牧民から見た世界史: 民族も国境もこえて日本経済新聞社, 1997年10月2日 - 390 頁 中央ユーラシアは「東西文明の十字路」などではなく、高度な文明を誇る地だった。スキタイ、匈奴から、テュルク、ウイグル、モンゴル帝国まで、草原の民の視点から世界史を描き直す話題作。 |
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第 43 頁
... いっても、もともとは人の背丈ほどの塹壕をほり、それを守りたい側に盛りあげた程度のものではなかったかと想像されている。馬を防げれば十分であった。あとはんちくは、要所に燉台(のろし台)をしつらえた。「版築」といって、両側に板を立て、その間に土 ...
... いっても、もともとは人の背丈ほどの塹壕をほり、それを守りたい側に盛りあげた程度のものではなかったかと想像されている。馬を防げれば十分であった。あとはんちくは、要所に燉台(のろし台)をしつらえた。「版築」といって、両側に板を立て、その間に土 ...
第 208 頁
... いったからである。しばしば、正史やのちの明代の『永楽大典』など、巨大な国家編纂がなされるときは、同時に、それ以外の史書や典籍・記録が滅亡するときでもある)。えいらくたいてんとはいえやはり、なんといっても、作為の最たるものは、書かないこと ...
... いったからである。しばしば、正史やのちの明代の『永楽大典』など、巨大な国家編纂がなされるときは、同時に、それ以外の史書や典籍・記録が滅亡するときでもある)。えいらくたいてんとはいえやはり、なんといっても、作為の最たるものは、書かないこと ...
第 310 頁
... いってもいい。戦争といってもよほどの例外をのぞき、じつはモンゴルはほとんど戦っていない。むしろ本当に戦ったときは、モンゴルは負けることが多かった。冷静に原典史料と客観事実の語ることを眺めれば、モンゴルはユーラシアにおける草原の軍事力を ...
... いってもいい。戦争といってもよほどの例外をのぞき、じつはモンゴルはほとんど戦っていない。むしろ本当に戦ったときは、モンゴルは負けることが多かった。冷静に原典史料と客観事実の語ることを眺めれば、モンゴルはユーラシアにおける草原の軍事力を ...
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常見字詞
アケメネス朝 あっ あり いい いえ イスラーム いた いっ いってい イラン いわゆる インド ウイグル うえ ウルス オアシス オルトク かたち かもしれ かれ キタイ クビライ こうした こえ ここ さえ さらに じつは スキタイ すなわち そう そうした それは だけ ただし たち だっ たと チンギス つまり ティベット でも テュルク語 という とき ところ ところが なお なか なかっ なっ など なら なる において における によって による ひとつ ふたつ ペルシア語 ほど また まで モンゴル語 モンゴル高原 モンゴル時代 モンゴル帝国 よく より られ られる ろう ロシア 意味 王国 漢族 巨大 近代 軍事 経済 権力 現在 司馬遷 支配 事実 集団 出現 人びと 世界史 世紀 勢力 政権 政治 西欧 鮮卑 草原 地域 中央ユーラシア 中国 東西 東方 突厥 日本 武帝 文献 文字 文明 冒頓 北京 北魏 民族 遊牧国家 遊牧民 劉淵 歴史 匈奴 匈奴国家