遊牧民から見た世界史: 民族も国境もこえて日本経済新聞社, 1997年10月2日 - 390 頁 中央ユーラシアは「東西文明の十字路」などではなく、高度な文明を誇る地だった。スキタイ、匈奴から、テュルク、ウイグル、モンゴル帝国まで、草原の民の視点から世界史を描き直す話題作。 |
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第 115 頁
... すなわち王は頭曼といった(なお、この名をテュルク語モンゴル語の「トゥメン」、すなわち「万」、さらにそこから敷衍して「万人隊」「万人隊長」の意とする解釈が随分とふるくからある。だが率直にいって、その是非はたしかめようもない。そうである ...
... すなわち王は頭曼といった(なお、この名をテュルク語モンゴル語の「トゥメン」、すなわち「万」、さらにそこから敷衍して「万人隊」「万人隊長」の意とする解釈が随分とふるくからある。だが率直にいって、その是非はたしかめようもない。そうである ...
第 181 頁
... すなわち匈奴王族が部帥となったという。曹操による五部匈奴の分割というと、いかにも曹氏幕下で匈奴集団が再編され、しっかりと統制管理されたようにきこえる。しかしどうやら、それは中央政権側から見た姿、すなわち多分に建前と現実を折りあわせた ...
... すなわち匈奴王族が部帥となったという。曹操による五部匈奴の分割というと、いかにも曹氏幕下で匈奴集団が再編され、しっかりと統制管理されたようにきこえる。しかしどうやら、それは中央政権側から見た姿、すなわち多分に建前と現実を折りあわせた ...
第 335 頁
... すなわち近現代への道が開かれてゆく。そうなる基礎の土壌、すなわち一面の銀使用という下地が、すでにモンゴル時代に用意されていたことを意味する。たとえば中華地域は、モンゴルという要素がなければ、はたして明代中後期の十六世紀以降、「スペイン銀 ...
... すなわち近現代への道が開かれてゆく。そうなる基礎の土壌、すなわち一面の銀使用という下地が、すでにモンゴル時代に用意されていたことを意味する。たとえば中華地域は、モンゴルという要素がなければ、はたして明代中後期の十六世紀以降、「スペイン銀 ...
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常見字詞
アケメネス朝 あっ あり いい いえ イスラーム いた いっ いってい イラン いわゆる インド ウイグル うえ ウルス オアシス オルトク かたち かもしれ かれ キタイ クビライ こうした こえ ここ さえ さらに じつは スキタイ すなわち そう そうした それは だけ ただし たち だっ たと チンギス つまり ティベット でも テュルク語 という とき ところ ところが なお なか なかっ なっ など なら なる において における によって による ひとつ ふたつ ペルシア語 ほど また まで モンゴル語 モンゴル高原 モンゴル時代 モンゴル帝国 よく より られ られる ろう ロシア 意味 王国 漢族 巨大 近代 軍事 経済 権力 現在 司馬遷 支配 事実 集団 出現 人びと 世界史 世紀 勢力 政権 政治 西欧 鮮卑 草原 地域 中央ユーラシア 中国 東西 東方 突厥 日本 武帝 文献 文字 文明 冒頓 北京 北魏 民族 遊牧国家 遊牧民 劉淵 歴史 匈奴 匈奴国家