遊牧民から見た世界史: 民族も国境もこえて日本経済新聞社, 1997年10月2日 - 390 頁 中央ユーラシアは「東西文明の十字路」などではなく、高度な文明を誇る地だった。スキタイ、匈奴から、テュルク、ウイグル、モンゴル帝国まで、草原の民の視点から世界史を描き直す話題作。 |
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第 1 到 3 筆結果,共 44 筆
第 193 頁
... 勢力であった。漢文文献は、こうした集団のことを「部」と表現した。ただし、なかなか統合できなかった。ところが、既述のように、二世紀なかごろに檀石塊という英雄があらわれた。北匈奴の一部も吸収し、高原の諸勢力をよりあわせて、東はマンチュリア ...
... 勢力であった。漢文文献は、こうした集団のことを「部」と表現した。ただし、なかなか統合できなかった。ところが、既述のように、二世紀なかごろに檀石塊という英雄があらわれた。北匈奴の一部も吸収し、高原の諸勢力をよりあわせて、東はマンチュリア ...
第 231 頁
... 勢力は、西北ユーラシアにも及んだ。カスピ海の北側、ドン河にいたるかつてのスキタイの地には、アヴァールの名で呼ばれる遊牧集団がいたが、それをも駆逐した。現在のカザフ草原から南ロシア草原にわたる西方の「遊牧世界」も、突厥領となった。なお ...
... 勢力は、西北ユーラシアにも及んだ。カスピ海の北側、ドン河にいたるかつてのスキタイの地には、アヴァールの名で呼ばれる遊牧集団がいたが、それをも駆逐した。現在のカザフ草原から南ロシア草原にわたる西方の「遊牧世界」も、突厥領となった。なお ...
第 309 頁
... 勢力やロシア、グルジアなどのキリスト教勢力についても、王侯・首長・軍閥・宗教指導者といった有力者である者が、モンゴルに帰付すれば、ほとんどは「準モンゴル」として遇された。その一例として、華北の在地武装勢力のうち、真定軍閥の史天沢、保定 ...
... 勢力やロシア、グルジアなどのキリスト教勢力についても、王侯・首長・軍閥・宗教指導者といった有力者である者が、モンゴルに帰付すれば、ほとんどは「準モンゴル」として遇された。その一例として、華北の在地武装勢力のうち、真定軍閥の史天沢、保定 ...
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常見字詞
アケメネス朝 あっ あり いい いえ イスラーム いた いっ いってい イラン いわゆる インド ウイグル うえ ウルス オアシス オルトク かたち かもしれ かれ キタイ クビライ こうした こえ ここ さえ さらに じつは スキタイ すなわち そう そうした それは だけ ただし たち だっ たと チンギス つまり ティベット でも テュルク語 という とき ところ ところが なお なか なかっ なっ など なら なる において における によって による ひとつ ふたつ ペルシア語 ほど また まで モンゴル語 モンゴル高原 モンゴル時代 モンゴル帝国 よく より られ られる ろう ロシア 意味 王国 漢族 巨大 近代 軍事 経済 権力 現在 司馬遷 支配 事実 集団 出現 人びと 世界史 世紀 勢力 政権 政治 西欧 鮮卑 草原 地域 中央ユーラシア 中国 東西 東方 突厥 日本 武帝 文献 文字 文明 冒頓 北京 北魏 民族 遊牧国家 遊牧民 劉淵 歴史 匈奴 匈奴国家